エピデュオゲルについて解説!|ニキビ治療薬

エピデュオゲルは、ニキビの原因に多角的にアプローチする画期的な治療薬です。
その最大のメリットは、アダパレンと過酸化ベンゾイルという2つの有効成分を組み合わせている点にあります。そのため、様々なタイプのニキビ治療に対応できるのが特徴です。
では、具体的にどのような効果があるお薬かご存知でしょうか。
この記事では、エピデュオゲルの効果や副作用、使用方法などを詳しく解説します。
エピデュオゲルとは

エピデュオゲルは、ニキビ治療のために開発された皮膚用の外用薬で、2016年に日本で承認されました。主に軽度から中等度の尋常性ざ瘡(ニキビ)を治療するために処方されます。
この薬の特徴は、アダパレンと過酸化ベンゾイルという2つの有効成分を組み合わせた点です。
それぞれの成分が異なる働きをしながらも、相乗効果を発揮し、効果的にニキビを改善します。
エピデュオゲルの効果
エピデュオゲルはアダパレンと過酸化ベンゾイルという2つの有効成分をもつとご説明しましたが、どのような働きでニキビ治療に効果があるのでしょうか。
ここでは、アダパレン、過酸化ベンゾイルそれぞれの効果とともにエピデュオゲルの効果を解説します。
アダパレンの効果
アダパレンは、ビタミンA誘導体(レチノイド)の一種で、皮膚のターンオーバーを正常化し毛穴の詰まりを防ぐ働きがあります。
毛穴に詰まった皮脂や角質を除去し、ニキビの元となるコメドの形成を抑える作用があることから、白ニキビや黒ニキビができるのを抑制します。
また、炎症を抑える抗炎症作用も持ち合わせており、炎症を起こした赤ニキビにも効果があります。
アダパレンゲルについては以下の記事で詳しく解説しています。
アダパレンゲルについて解説!|ニキビ治療薬|六本木メディカルクリニックのオンライン診療
過酸化ベンゾイルの効果
過酸化ベンゾイルは、強力な抗菌作用を持つ成分で、ベピオゲルというお薬の有効成分としても有名です。ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌して炎症を抑える働きにより赤ニキビを改善します。
また、皮膚の角質を柔らかくして毛穴詰まりを改善することで、白ニキビや黒ニキビにも効果を発揮します。
この成分は耐性菌を生じさせにくいという点でも注目されています。 ベピオゲルについては以下の記事で詳しく解説しています。
ベピオゲルについて解説!|ニキビ治療薬|六本木メディカルクリニックのオンライン診療
エピデュオゲル=アダパレン×過酸化ベンゾイルの相乗効果

エピデュオゲルでは、アダパレンと過酸化ベンゾイルがそれぞれの長所を活かしながら作用します。
アダパレンは主に毛穴の詰まりや炎症を抑制する働きがあり、過酸化ベンゾイルは殺菌と角質の剥離を担います。
この2つが組み合わさることで、エピデュオゲルは白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビに包括的にアプローチできます。
なお、赤ニキビからさらに炎症が進んだ状態である黄ニキビに対しては抗生物質が使用されることが多いです(例:クリンダマイシンゲル)。
クリンダマイシンゲルについては以下の記事で詳しく解説しています。
クリンダマイシンゲルについて解説!|ニキビ治療薬|六本木メディカルクリニックのオンライン診療
エピデュオゲルの副作用と対処法

この記事を読んでいらっしゃる方の中には、副作用を心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
エピデュオゲルの使用中には、副作用が現れることがあります。これらの多くは一時的なものですが、症状が続く場合は医師に相談することが推奨されます。
ここではエピデュオゲルの副作用とその対処法を解説します。
副作用
- 皮膚の刺激感(ヒリヒリとした痛み)
- 皮膚の乾燥
- 皮膚の赤み
- 皮膚の剥離(皮むけ)
- 軽度の炎症
(参考 https://www.maruho.co.jp/medical/products/epiduo/index.html)
エピデュオゲルの副作用として「皮膚がヒリヒリとして痛い」という口コミを見聞きしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実際、エピデュオゲルの使用開始直後は皮膚の刺激感を感じやすいと言われています。ヒリヒリとした痛みを感じる以外に、乾燥を感じたり皮がむけたりすることもあります。
また、まれにアレルギー反応として重度の腫れや発疹が生じることがあります。
このような場合は、直ちに使用を中止し、医療機関を受診してください。
副作用への対策
保湿する
副作用の対策として最も重要なことは保湿です。
肌の乾燥を防ぐため、洗顔後は必ず保湿をすることを意識してください。病院でエピデュオゲルと一緒に保湿剤が処方されることもあります。
市販のものでも大丈夫ですが、その際はニキビができにくい製品を選ぶと良いでしょう。また、セラミドやヒアルロン酸が含まれているものも保湿効果が高いためおすすめです。
保湿剤についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ヘパリン類似物質について解説!|ニキビ治療薬|六本木メディカルクリニックのオンライン診療
水で洗い流す
薬に慣れてくるまでは、ヒリヒリと刺激を感じたら水で洗い流すこともあります。エピデュオゲルを塗ってから15分後に水に洗い流すことで、副作用を軽減させることができます。
また、敏感肌の場合はエピデュオゲルの使用頻度を減らすか、使用量を少なくすることも検討してみてください。
エピデュオゲルの使用方法

エピデュオゲルを正しく使用することが、効果を最大化する鍵です。ここでは具体的な使用方法を説明します。
使用量と塗布方法
- 適量を指に取り、顔全体またはニキビができやすい部位に均一に薄く塗布します。
- 最初は少ない面積に点で塗り、副作用(ヒリヒリ感や赤みなど)が出ないか数日間様子を見てください。問題がなければ少しずつ塗る範囲を増やしていきましょう。
- 顔全体に塗る際は、人差し指の先から第一関節までお薬を出した量が適量とされています。
- 目や唇、鼻の周りなど、敏感な部位には塗布しないでください。
使用頻度とタイミング
- 通常、1日1回、就寝前に使用します。
- 副作用を軽減するためにも、洗顔・保湿後に使用してください。
- 1日に2回塗らないでください。
2回以上塗ってもニキビへの効果は期待出来ず副作用のリスクが高くなってしまうため、1日1回の用法は必ず守るようにしてください。
※肌が敏感な場合は、使用頻度を減らすか、数日おきに使用を開始して肌が慣れるのを待つと良いでしょう。
エピデュオゲルの使用期間
エピデュオゲルを使用してどれくらいで効果が現れるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
個人差がありますが、通常は使用開始から4週間程度で改善が見られることが多いです。
効果を感じるよりも先に副作用を感じ、エピデュオゲルの使用を中止してしまう方もいらっしゃいますが、上述した副作用対策をとりながら使用してみてください。
また、エピデュオゲルの使用を中止するタイミングは、症状が改善した場合や医師の指示があった場合に中止してください。ただし、治療開始3か月以内に症状の改善がみられなかった場合は使用を中止して、医師に相談してください。
エピデュオゲルの使用上の注意点

エピデュオゲルを安全かつ効果的に使用するためには、いくつかの注意事項を守る必要があります。
エピデュオゲルを使用できない方
- アダパレンまたは過酸化ベンゾイルに対して過敏症のある方
- 妊娠中や授乳中の女性
上記にあてはまる方は使用しないでください。妊娠した場合、あるいは妊娠が予想される場合は医師に相談してください。
- 12歳未満の子供
安全性が確認されていないため、12歳未満の子供は使用できません。
漂白作用
エピデュオゲルには漂白作用があるため、衣服や髪につかないようにしてください。衣服や枕カバーなどは汚れても良いものにすると良いでしょう。
また、エピデュオゲルを塗った後はすぐに手を洗うと安心です。
紫外線への対策
エピデュオゲル使用中は紫外線に対する感受性が高まり、刺激を感じやすくなります。
SPF20以上の日焼け止めを使用し、日傘や帽子で直接日光に当たることを避けてください。
保管方法
エピデュオゲルは、室温(1~30度)で直射日光を避けて保管してください。また、子供の手の届かない場所に保管することが重要です。
他の薬剤との併用
エピデュオゲルは他のニキビ治療薬と併用する場合、肌への刺激が増加する可能性があります。併用の際は医師の指示を仰いでください。
エピデュオゲルを使用して、ニキビのない肌をめざす
この記事では、エピデュオゲルの効果や副作用、注意点などを詳しく解説しました。
エピデュオゲルは、ニキビ治療において非常に効果的な外用薬です。
その優れた成分の組み合わせにより、炎症性および非炎症性のニキビを改善する働きがあります。
しかし、適切な使用方法を守り、医師の指導の下で使用することが重要です。また、副作用のリスクを最小限にするため、保湿や日焼け止めの併用を心がけましょう。
六本木メディカルクリニックでは、ニキビ治療薬としてエピデュオゲルを取り扱っています。白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビが気になる方にオススメです。特に赤ニキビを早く治したいという方向けに、他の塗り薬や保湿剤と組み合わせて炎症性ニキビを治療する「炎症ニキビ改善セット」もあります。
また、当院はオンライン診療を行っていますので、ご自宅等で人の目を気にせずリラックスして診療を受けることができます。当院のニキビの診療ページでは、具体的な価格やプランについて記載しています。気になる方は、ぜひ一度当院の公式LINEよりご相談ください。
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