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ハイドロキノンの効果・使い方と注意点【美白ケア成分】

2025.01.16
六本木メディカルクリニック > コラム > ハイドロキノンの効果・使い方と注意点【美白ケア成分】

美白ケアをするうえで「ハイドロキノン」という成分を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。その効果が高い一方で、正しい使い方を知らないと肌にダメージを与えてしまうリスクもあります。 

この記事ではハイドロキノンの効果使用方法注意点を解説します。 

ハイドロキノンとは  

ハイドロキノンは、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸と並ぶ代表的な美白成分で、メラニンの生成を抑制することでシミや色素沈着の改善に高い効果を発揮します。 

医療用のものは高濃度(2〜4%)で高い効果が見込まれますが、その分副作用もみられやすくなります。また、医師の処方が必要です。

一方、市販品は濃度が1〜2%と低いですが、安全に使用可能で副作用のリスクも低くなっています。 

ハイドロキノンと他の美白成分の比較  

他の美白成分と比べて、ハイドロキノンはどのような点で優れているのでしょうか。

ここでは、代表的な美白成分であるハイドロキノン、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸(外用薬)の3つを比較します。

成分主な作用効果の特徴適用範囲刺激性
ハイドロキノン・メラニン生成の抑制
・色素沈着の改善
・強力な美白効果
・既にできたシミの改善
部分的刺激が強く、副作用の可能性あり
ビタミンC誘導体・抗酸化作用によるメラニンの酸化防止・シミの予防
・肌全体の透明感の向上
顔全体に使用可能低刺激
トラネキサム酸・血管や炎症性因子に作用し、肝斑や炎症性のシミを改善・特に肝斑の改善に効果的部分的な使用が一般的低刺激
当クリニック作成。

ビタミンC誘導体 

抗酸化作用でメラニンの酸化を防ぎつつ、肌細胞を活性化させてシミの予防とトーンアップ効果を発揮します。 

予防効果が高く、将来のシミやくすみを防ぐのに適しています。また、比較的低刺激で顔全体に使用することができ、肌全体の透明感を高める効果があります。 

トラネキサム酸

シミや肝斑の原因とされる血管や炎症性因子に作用します。特に、肝斑の改善に対する効果が高いと言われています。 

内服タイプのトラネキサム酸についてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

トラネキサム酸のシミ・肝斑改善効果とは?【医師監修】 |六本木メディカルクリニックのオンライン診療 

ハイドロキノンがおすすめな方 

ハイドロキノンの具体的な効果については後述しますが、ビタミンC、トラネキサム酸と比べてハイドロキノンは短期間での強力な美白効果が期待できます。特に頑固なシミや色素沈着に悩む方には最適な選択です。

ただし、使用期間や方法に注意し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けながら取り入れることが重要です。 

ハイドロキノンの効果 

「ハイドロキノンで本当にシミが消えるの?」 と疑問に思う方もいるかもしれません。

ここでは、ハイドロキノンの具体的な効果について解説します。 

メラニン生成の抑制 

ハイドロキノンは、肌にシミや色素沈着をもたらす原因物質「メラニン」の生成を抑える働きを持っています。 

メラニンは、チロシナーゼという酵素がメラノサイト(色素細胞)で働くことによって作られます。ハイドロキノンはこのチロシナーゼの活性をブロックする働きがあり、これによりシミや色素沈着の原因を根本的に防ぐことができます。

メラニン生成の根本原因にアプローチするため、シミの再発を防ぐ可能性が高いというメリットがあります。 

また、ハイドロキノンは先ほどご紹介した他の美白成分(ビタミンC、トラネキサム酸など)よりも即効性が高いとされています。 

色素沈着の改善 

ハイドロキノンは、新しいメラニン生成を抑えるだけでなく、既存の色素沈着にも作用します。ハイドロキノンがメラニンを含む古い角質の排出を助けることで、肌のトーンが均一になります。 

具体的には、以下のようなシミに対して効果があると言われています。 

  • 肝斑:特にハイドロキノンはトラネキサム酸と併用することで効果を発揮します。 
  • 炎症後の色素沈着:ニキビ跡や傷の治癒後に残る色素沈着にも効果的です。 
  • 老人性色素斑:紫外線による加齢シミの改善にも使用されます。 

ハイドロキノンの副作用・注意点 

ハイドロキノンは美白効果が高い成分ですが、正しく使用しないと副作用を引き起こす可能性があります。 

ここでは、ハイドロキノンの主な副作用とその対策、注意点を詳しく説明します。 

主な副作用 

  • 乾燥:ハイドロキノンを使用している部位が乾燥しやすくなります。 
  • 赤み・かゆみ:一時的な炎症反応として、赤みやかゆみが現れることがあります。 
  • 白斑:まれな副作用ですが、高濃度のハイドロキノンを長期間使用すると、使用部分が周囲の肌よりも白くなり不自然な色ムラができる可能性があります。ただし、医師の指導のもとで適切に使用すれば、リスクは低いです。 

副作用の対策 

  • 保湿する:乾燥を防ぐためには保湿を徹底することが重要です。 
  • 長期間使用しない:服用方法について詳しくは後述しますが、3か月以上使用しないでください。 
  • パッチテストを行う:特に、敏感肌の方は乾燥や皮膚の赤みなどを感じやすいです。ハイドロキノンを使用する前に、腕などにつけて刺激がないことを確認すると良いでしょう。また、初めての場合は1~2%の低濃度から始めるのがおすすめです。高濃度(4%)は医師の指導のもとで使用してください。 

注意点 

以下に該当する方はハイドロキノンを使用することができません。 

  • ハイドロキノンに対するアレルギーがある方 
  • 妊娠中または妊娠している可能性のある方 
  • 授乳中の方 

また、以下に該当する方はハイドロキノンの使用にあたり医師に申し出てください。 

  • 炎症や傷などの肌トラブルがある方 

ニキビや傷、皮膚炎などの炎症がある状態で使用すると、肌トラブルを悪化させるリスクがあります。 

  • 敏感肌の方 

ハイドロキノンは刺激性があるため、敏感肌の方は赤み、かゆみ、炎症などの副作用が出る可能性が高まります。 

敏感肌の方でも使用しやすい成分(例:ナイアシンアミド、ビタミンC誘導体)が勧められることもあります。 

  • 日焼け直後の方 

日焼け直後の肌は炎症を起こしているため、ハイドロキノンを使用するとさらに刺激を与え、肌トラブルを悪化させるリスクがあります。日焼け後の肌が回復し、赤みや炎症が治まってから使用を開始します。 

ハイドロキノンの使用方法 

ハイドロキノンの効果を最大限に引き出し、副作用を防ぐためには正しい使用方法を守ることが大切です。

ここでは、ハイドロキノンの基本的な使用方法を解説します。 

基本の使用手順 

  • 1日1回、洗顔・スキンケア後に塗布します。 
  • 顔全体に塗るのは避けて、シミや色素沈着が気になる部分に限定して使用してください。 
  • 紫外線対策 

ハイドロキノンをお肌に塗った場所は紫外線に対して非常に敏感になります。SPF20以上の日焼け止めを使用し、日傘や帽子で日光を防ぐなど、紫外線対策を行ってください。

  • 肌質やシミの種類によって個人差がありますが、通常2~3か月で効果を実感できます。

ただし、長期間使用し続けると白斑が生じるリスクが高まるといわれています。 

3ヶ月以上ハイドロキノンを使用しても変化がみられない際は、使用を中止して医師に相談してください。 

トレチノインとの併用 

ハイドロキノンはトレチノインと併用されることも多いです。ここでは、トレチノインと併用する際の使用方法について説明します。 

  • トレチノインは皮膚を乾燥させたり、刺激を引き起こしたりする可能性があります。ハイドロキノンも刺激性があるため、両方を使用するときは皮膚への負担を避けるために少量から始めてください。 
  • トレチノインを塗布してからハイドロキノンを塗布してください。 
  • どちらの成分も紫外線感受性を高めるため、日焼け止めの使用が必須です。 

トレチノインについてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

トレチノインの効果と使い方・注意点【美肌を目指す方必見】|六本木メディカルクリニックのオンライン診療 

ハイドロキノンで美しい肌へ 

この記事では、ハイドロキノンの効果や副作用、正しい使い方などについて解説しました。 

ハイドロキノンは、美白ケアにおいて非常に効果的な成分ですが、使用方法を誤ると副作用のリスクがあります。適切な使用量と頻度を守り、紫外線対策を徹底してください。

また、初めて使用する場合や濃度が高い製品を使用する場合は、医師の指導を受けることをおすすめします。正しくハイドロキノンを取り入れて、透明感のある美しい肌を手に入れましょう。 

六本木メディカルクリニックではハイドロキノンを取り扱っています。

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