オンライン診療で、医療はもっと身近になる。

ハイチオールの効果とは?【美白&シミ対策】

2025.02.13
六本木メディカルクリニック > コラム > ハイチオールの効果とは?【美白&シミ対策】

「ハイチオールでシミが消えるって本当?」「美白に効果があるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。

ハイチオールの主成分であるL-システインは、美白成分として広く知られています。しかし、美白以外にもシミやくすみの改善など、さまざまな効果が期待できます。 

この記事では、ハイチオールの美容に嬉しい効果を詳しく解説します。また、効果的な飲み方についてもご紹介します。 

ハイチオールとは 

ハイチオール

ハイチオールは、アミノ酸の一種であるL-システインを主成分として含むお薬です。詳しくは後述しますが、美容に対する効果としては、体内で抗酸化作用を発揮しながらメラニンの生成を抑え、肌のターンオーバーを促進する働きがあります。

その結果、シミやくすみが徐々に薄くなり、肌の明るさや透明感の向上が期待できます。  

また、ハイチオールは美容だけでなく健康面にもメリットがあります。 

  • 疲労回復   

L-システインがエネルギーの生成を助けて、体の疲れを軽減する働きがあります。  

  • 二日酔いの改善 

アルコールの分解をサポートし、二日酔いの症状を和らげる働きがあります。 

ハイチオールの種類 

ハイチオールには、医薬品として販売されているものと、サプリメントとして販売されているものがあります。どちらも主成分は L-システインですが、成分の配合量や効果の違いがあります。 

「シミやそばかすをしっかり改善したい」、「確実な美白効果を期待したい」という方には、医薬品のハイチオールがおすすめです。 
医薬品として認可されているハイチオールはL-システインの配合量が多いです。そのため、効果をしっかり感じたい方には医薬品のハイチオールをおすすめします。 

一方、「日常的な美白ケアをサポートしたい」という方には、サプリメントのハイチオールがおすすめです。 

サプリメントのハイチオールは、医薬品に比べてL-システインの配合量が少ないです。

ただ、美白成分や美容成分(ヒアルロン酸、コラーゲン、プラセンタなど)が含まれていることが多く、肌の透明感アップやうるおいケアにも適しています。 

ハイチオールの美容効果 

ハイチオールの主成分であるL-システインは、美白やシミ対策以外に、肌荒れやニキビ透明感アップなど、幅広い美容効果があります。 

ここでは、ハイチオールの効果について詳しく解説します。

効果1:シミ・美白効果 

シミは、肌の内部で生成された メラニン色素が蓄積することで生じる ものです。

通常、健康な肌では ターンオーバーによって、メラニンを含んだ古い角質が剥がれ落ちるため、シミになりにくい状態が維持されます。 

しかし、紫外線や加齢によるターンオーバーの遅れ、ホルモンバランスの乱れ、炎症後色素沈着のような要因によってメラニンが過剰に生成されると、シミが形成されてしまいます。 

こうしてできたシミに対して、L-システインは2つのメカニズムでアプローチします。 

 ① メラニンの生成を抑える 

メラニンは、チロシンというアミノ酸がチロシナーゼという酵素によって変換されることで作られます。L-システインはチロシナーゼの活性を抑制し、メラニンの過剰生成を防ぎます。 

 ② 肌のターンオーバーを促進し、メラニンを排出する 

L-システインは、肌のターンオーバーを促進する作用があります。既にできてしまったメラニンを含む古い角質を剥がし、シミを徐々に薄くする作用があります。 

 

なお、L-システインはできてしまったシミを直接消すわけではないため、すでに定着してしまったシミを完全に除去するには、レーザー治療などの美容医療が必要です。 

ただし、シミの予防や初期段階のシミ改善には効果的であり、紫外線ダメージによる色素沈着を防ぐ働きが期待できます。なお、肝斑に対する効果はあまり期待できず、肝斑の治療にはトラネキサム酸の方が適しているとされています。 

トラネキサム酸についてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

トラネキサム酸のシミ・肝斑改善効果とは?【医師監修】 |六本木メディカルクリニックのオンライン診療

効果2:肌荒れ・ニキビの改善 

ニキビや肌荒れは、活性酸素による酸化ストレスが原因の一つとされています。特に、ストレスや紫外線の影響で発生する活性酸素は、皮脂の酸化や炎症を引き起こし、肌荒れの原因となります。 

L-システインには抗酸化作用があり、細胞の酸化を抑えて、炎症を軽減する働きがあります。これにより、皮脂の酸化を防ぎ、毛穴詰まりやニキビの発生を抑える効果が期待できます。 

また、L-システインは、ターンオーバーを促すことで毛穴に詰まった古い角質や皮脂を除去しやすくする作用も持っています。そのため、肌荒れが起こりにくい健康的な肌状態を保つことができます。 

 なお、炎症がひどい赤ニキビや膿があるニキビ(黄ニキビ)はL-システインだけでは不十分なことが多く、抗生物質やビタミン剤の処方が必要になることもあります。

赤ニキビや黄ニキビの治療に使われる抗生物質であるビブラマイシンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

ビブラマイシンについて解説!|ニキビ治療薬|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

ただし、ニキビ跡にはL-システインが効果を発揮するため、継続的な摂取が有効です。

効果3:くすみ改善・透明感アップ 

肌のくすみには、血行不良・古い角質の蓄積・乾燥による肌の光反射の低下など、さまざまな原因があります。 

L-システインはターンオーバーを正常化し、角質がスムーズに剥がれ落ちることで、肌のトーンを均一に整える効果があります。 

くすみの原因L-システインの作用
紫外線ダメージ メラニン生成を抑制 
乾燥によるくすみ 肌のターンオーバーを正常化 
血行不良(青ぐすみ) 抗酸化作用で血流を促進 

また、L-システインと一緒にビタミンCを摂取することで、コラーゲン生成も促され、より明るくハリのある肌を目指すことができます。 

ビタミンCが含まれている薬であるシナールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

シナールの効果とその活用法を紹介!健康や美容をサポート |六本木メディカルクリニックのオンライン診療

ハイチオールの服用方法 

ハイチオールの効果を最大限に引き出すには、適切な服用方法を守ることが重要です。また、飲み続ける期間についても正しく理解しておく必要があります。 

ここでは、ハイチオールの服用方法を解説します。 

服用方法 

1回1錠1日2~3回服用します。 

朝に摂取することで、日中の紫外線ダメージから肌を守り、夜に摂取することで、睡眠中のターンオーバーをサポートできます。 

また、先述しましたがビタミンCと併用することで、くすみの改善や美白効果が高まると言われています。 

服用期間の目安 

「ハイチオールを飲み始めてどのくらいで効果が出るのか」と疑問に思う方も多いでしょう。

ハイチオールは肌のターンオーバーを正常化することでシミやくすみを改善するため、即効性は期待できません。

年齢や肌質によって異なりますが、ターンオーバーのサイクルは約28日〜40日と言われています。1回のターンオーバーで完全にシミが薄くなるわけではないため、最低でも2〜3ヶ月は継続が必要です。 

ハイチオールの副作用・注意点 

ハイチオールは安全性の高いお薬とされていますが、副作用を知っておくに越したことはありません。また、服用に注意が必要な方もいらっしゃいます。 

副作用 

ハイチオールは、一般的に副作用のリスクが低く、安全性の高い成分とされています。しかし、まれに以下のような副作用が見られることがあります。 

・悪心、下痢、口渇、軽度の腹痛 

(参考 https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00048178.pdf) 

また、「ハイチオールを飲むと白髪になる」といった噂がありますが、医学的な根拠はありません。 

注意点 

他のお薬を服用中の方 

ハイチオールと併用してはいけない薬は特にありませんが、L-システインを含む市販薬やサプリメントを同時に摂取すると、過剰摂取になる可能性があります。

そのため、すでに服用している薬やサプリメントがある場合は、事前に医師に相談することをおすすめします。 

妊娠中・授乳中の方 

ハイチオールは妊娠中に服用しても特に問題がないとされていますが、妊娠中はホルモンバランスの変化や体調の変動が大きいため、自己判断せず、必ず医師に相談のうえで使用することをおすすめします。 

授乳中の服用については特に問題が報告されていませんが、赤ちゃんへの影響が気になる場合は、念のため医師に相談すると安心です。 

ご高齢の方 

ご高齢の方は、加齢に伴い代謝や排出機能が低下する傾向があるため、ハイチオールの使用に際しては、体調や症状の変化をよく観察しながら、適切な用量を調整することが重要です。

必要に応じて服用量を減らすなど、慎重に服用を進めることが推奨されます。 

牛乳・乳製品アレルギーのある方、乳糖不耐症の方

牛乳や乳製品に対するアレルギーがある場合、または乳糖に対して不耐症がある場合、乳糖を含む薬剤の摂取によりアレルギー反応や消化器症状(下痢、腹痛、嘔吐など)が発生する恐れがあります。

医療用ハイチオールにはいくつかの製剤形態がありますが、そのうちハイチオール散は微量ながら乳糖が含まれているため、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の方には避けることが望ましいです。

一方で、当院でお取り扱いしているL-システイン錠、ハイチオール錠40および錠80には乳糖水和物が含まれていないため、これらの方でも安全に使用できるとされています。

ハイチオールで美肌を目指す 

この記事ではハイチオールの美白効果や服用方法について解説しました。 

ハイチオールにはシミ・美白効果や肌荒れの改善など、お肌に嬉しいさまざまな効果があります。適切に服用して、なりたい肌を目指していきましょう。 

  • 最短即日お届け
  • 待ち時間ゼロ
LINEで診察 / カウンセリング
LINEで診察 / カウンセリング
オンライン診療で、
医療はもっと身近になる。