ユベラの美容効果は本当?美肌・シミ・くすみに効く理由を医師が解説

「ユベラって美容に良いと聞くけど、本当に効果があるのか」という疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ユベラは、ビタミンEを主成分とした医薬品で、血行促進や抗酸化作用による美容効果が注目されているお薬です。
この記事では、ユベラの美容効果や正しい飲み方、副作用の注意点について解説します。
ユベラとは
ユベラは、もともと血行促進や抗酸化作用を目的とした医薬品ですが、近年、美容目的でも注目を集めています。なぜユベラが美肌に良いとされるのか、その理由を詳しく解説していきます。
ユベラの基本情報

ユベラは、主にビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)を主成分とした医療用医薬品で、主に末梢血流の改善や抗酸化作用を目的として処方される薬です。ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種であり、強い抗酸化作用を持つため、細胞膜の脂質の酸化を防ぎ、血管や皮膚の健康維持に役立ちます。
医療用としては、以下の用途で使用されています。
①末梢血流障害の改善
ユベラは、血流を改善することで、手足の冷え・しびれなどの症状を緩和します。
②更年期障害・月経困難症の改善
更年期障害では、ホルモンバランスの乱れによって血管の収縮・拡張が不安定になり、のぼせ・冷え・頭痛・動悸などの症状が現れます。ユベラは血流をスムーズにし、これらの症状を緩和する役割を果たします。
また、月経困難症や月経不順の女性にも処方されることがあり、血行促進作用によって生理痛の軽減が期待できます。
③脂質異常症や動脈硬化の予防
ビタミンEは抗酸化作用によってLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を抑え、血管の健康を維持する働きがあります。これにより、動脈硬化や血管障害の予防にも寄与します。
ユベラの美容効果が注目される理由
ユベラは、本来は上記の末梢循環障害や更年期障害、冷え性の改善などを目的に処方されることが一般的ですが、美容目的での使用も広がっています。
その理由は、ビタミンEの持つ抗酸化作用と血行促進作用にあります。これらの働きにより、以下のような美容効果が期待できます。
- シミやくすみの改善
- 肌荒れ・ニキビの改善
- 乾燥や小じわの予防
- 血行促進による美肌効果
それでは、これらの美容効果について詳しく解説していきます。
ユベラの美容効果とは

実際にユベラを服用した人の中には、「シミが薄くなった」「肌のトーンが明るくなった」と感じる人も多いですが、そのメカニズムを正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。
ここでは、ユベラの成分がどのように美容に作用するのかを詳しく見ていきます。
効果1:シミ・くすみの改善
シミやくすみの主な原因は、紫外線ダメージ・酸化ストレス・血行不良です。ユベラに含まれるビタミンEには、これらの原因にアプローチする作用があります。
抗酸化作用でメラニンの発生を抑制
紫外線やストレスにより肌が酸化すると、シミの原因となるメラニンが過剰に生成されます。ユベラの抗酸化作用がこの酸化ダメージを抑え、シミの発生を防ぐ働きをします。
血行促進作用で肌のトーンを明るくする
血行が悪いと肌に十分な酸素や栄養が届かず、くすみやクマの原因となります。ユベラは血行を改善することで、肌のトーンを明るくし、くすみを軽減する効果が期待できます。
効果2:肌荒れ・ニキビの改善
肌荒れやニキビは、肌のターンオーバーの乱れや炎症が原因です。
ターンオーバーを正常化
ユベラに含まれるビタミンEは、細胞の新陳代謝を促し、肌のターンオーバーを正常化する働きがあります。
これにより、ニキビ跡の色素沈着が早く薄くなり、肌のキメが整います。
抗炎症作用でニキビを防ぐ
ニキビの原因の一つである皮脂の酸化は、炎症を引き起こしやすくなります。ユベラの抗酸化作用は、皮脂の酸化を防ぎ、ニキビの悪化を抑える効果が期待できます。
効果3:乾燥・ハリツヤの改善
乾燥肌の原因は、皮膚の水分保持力の低下や血行不良です。ユベラは、皮膚のバリア機能を高めることで、乾燥を防ぎます。
皮膚バリアを強化
ビタミンEは細胞膜の健康を維持するため、肌の水分蒸発を防ぎ、乾燥や小じわを防ぐのに役立ちます。特に、年齢とともに減少する肌のハリや弾力を維持する働きがあります。
血流改善でツヤ肌をサポート
血行が良くなることで、肌細胞に十分な栄養が行き渡り、肌のツヤやハリを取り戻すことができます。
効果4:血行促進による美肌効果
ユベラが持つ血行促進作用は、美肌に大きな影響を与えます。
- 血流が良くなることで、肌に十分な栄養と酸素が届く
- 冷え性やむくみの改善に役立ち、肌の透明感を高める
- 顔色が良くなり、健康的な印象になる
これらの作用により、ユベラを継続的に摂取することで、肌質改善のサポートが期待できます。
ユベラの飲み方と注意点

ユベラを美容目的で取り入れる際は、正しい飲み方や注意点を理解しておくことが重要です。ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、摂取方法を誤ると吸収率が下がってしまうことも考えられます。
この章では、ユベラの適切な服用方法、副作用、注意点について詳しく解説します。
ユベラの服用方法
1日1~2錠を1日2~3回、食後に服用します。
ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、食後に摂取することでビタミンEの吸収が高まります。
また、服用期間ですが、2~3ヶ月継続することで肌の変化を実感しやすくなるとされています。
なお、ユベラの成分であるビタミンEはビタミンCと一緒に摂取すると相乗効果で美肌効果が高まると言われています。
ビタミンCが含まれているお薬であるシナールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
シナールの効果とその活用法を紹介!健康や美容をサポート |六本木メディカルクリニックのオンライン診療
ユベラの副作用
ユベラは一般的に安全性が高いとされていますが、過剰摂取によりまれに以下のような副作用が出現することがあります。
- 便秘、胃部不快感、下痢、発疹
(参考 https://medical.eisai.jp/products/?searchtext=%E3%83%A6%E3%83%99%E3%83%A9)
ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、過剰に摂取すると体内に蓄積し、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、指定された用法をきちんと守って服用してください。
注意点
他のビタミン剤やサプリとの併用
ユベラと併用できないお薬はありませんが、ビタミンE は多くのサプリメントや健康食品にも含まれているため、知らずに過剰摂取してしまう可能性があります。
他のビタミンEを含む製品と併用する場合、必ず医師に相談してください。
妊娠中または授乳中の方
妊娠中や授乳中の方は、医師と相談の上、使用するようにしましょう。
小児・高齢者の方
ユベラの使用に年齢制限はありませんが、ビタミンEの適正摂取量は年齢や体調によって異なります。特に、成長期の子どもや高齢の方は、代謝や体の吸収能力が異なるため、医師の指導のもとで適切な服用量を守ることが重要です。
過不足なく安全に活用するためにも、健康状態に合わせた服用を心がけましょう。
ユベラを正しく服用して美肌を目指す

この記事では、ユベラの美容効果について解説しました。
ユベラには、シミ・くすみの改善、肌荒れやニキビの予防、乾燥や血行不良の改善など、美肌効果が期待できる要素が多く含まれています。しかし、即効性があるわけではなく、正しい使い方を理解し、継続することが重要です。
六本木メディカルクリニックではスキンケアのお薬としてユベラを取り扱っています。徹底的な美白ケアをしたいという方にはトランサミンやシナールなどと組み合わせた美白セットプランもおすすめです。当院のスキンケアのページでは、ユベラの価格やプランなどを掲載しています。 ご興味のある方は当院の公式LINEよりご相談ください。
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