ルミガンの効果・副作用とは【まつげ育毛剤】

ルミガンは、まつげの育毛を目的として使用される医薬品です。
もともとは緑内障の治療薬として開発されましたが、その副次的な効果として「まつげが長くなる」「濃くなる」ことが判明し、美容目的での使用が広まりました。
しかし、医薬品である以上、副作用や安全性について正しく理解し、適切に使用することが重要です。
この記事では、ルミガンの効果や副作用、正しい使い方、購入方法について詳しく解説します。
ルミガンとは

ルミガンを初めて聞いた方や、気になっている方の中には、「そもそもどういう薬?」「まつげ育毛剤として安全なの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ルミガンは、アメリカのアラガン社が開発したビマトプロストを有効成分とする医薬品で、もともとは緑内障や高眼圧症の治療薬として開発されました。
ビマトプロストはプロスタグランジンF2αアナログ(PGF2α誘導体)に分類される成分で、眼圧を低下させる作用があります。
その後、緑内障患者のまつげが濃く、長くなるという副次的な作用が確認され、美容目的での使用が注目されるようになりました。
この作用を活用し、アメリカでは2008年12月に「ラティース」という名称でまつげ育毛剤として承認されていますが、日本国内では緑内障治療薬としてのみ認可されており、美容目的での使用は医師の指導のもと慎重に行う必要があります。
日本で認可されているまつげ育毛剤はグラッシュビスタです。
グラッシュビスタについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
グラッシュビスタの効果と副作用|まつげ育毛剤|六本木メディカルクリニックのオンライン診療
ルミガンの効果

「まつげ美容液をいろいろ試したけど、思ったような効果が出なかった…」という方も多いでしょう。では、ルミガンは本当に効果があるのでしょうか。
ルミガンの有効成分であるビマトプロストには、毛周期の「成長期」の延長、毛の太さの増加、毛の密度の増加といったまつげ育毛効果が期待できます。
ここでは、そのメカニズムや効果が出るまでの期間について詳しく解説します。
ルミガンのまつげ育毛メカニズム
ビマトプロストがまつげを成長させる主なメカニズムは以下の3つです。

- 毛周期(ヘアサイクル)の成長期の延長
通常、まつげは約1〜2ヶ月の成長期を経て、退行期、休止期へと移行します。
ルミガンはこの成長期を延長する作用を持ち、まつげがより長く成長する時間を確保します。
- 毛包の活性化による毛の太さの増加
ルミガンは毛包(毛を生み出す器官)の働きを活発にし、まつげ1本1本の太さ(直径)を増加させます。
これにより、まつげがより濃く、存在感のある見た目になります。
- 休止期から成長期への移行を促進し、毛の密度を増加
通常、まつげの一部は休止期(成長が止まった状態)にあり、新しい毛が生えるまで時間がかかるものです。
ルミガンは休止期の毛包を成長期に移行させる作用を持ち、まつげの密度を増やし、全体的なボリュームアップにつながるのです。
この3つの作用により、ルミガンを継続的に使用すると、まつげが長く、濃く、ボリュームのある状態へと変化します。
ルミガンの効果が出るまでの期間
ルミガンの効果は、即効性があるわけではなく、一定の使用期間が必要です。
効果が現れるまでの一般的な経過は以下の通りです。
- 0〜4週間:変化がほとんど感じられない(初期段階)
- 4〜8週間:まつげの伸びを実感し始める
- 8〜12週間:まつげが長く、太く、濃くなる
ルミガンを使用すると、一般的には約4〜8週間でまつげの成長を実感できます。最大の効果が現れるのは、使用開始から3〜4ヶ月後とされています。
ルミガンの効果は使用をやめると徐々に元に戻るため、継続的に使用することでより濃く、長く、美しいまつげを手に入れることができます(個人差があります)。
ただし、副作用のリスクもあるため、適切な使用が重要です。
ルミガンの副作用と注意点

ルミガンがまつげを伸ばす効果があることは分かったものの、「副作用があるって聞いたけど大丈夫なの?」と不安に思う方も多いでしょう。
医薬品であるため、ルミガンを使用する際には副作用や注意点を理解しておく必要があります。
ルミガンの副作用
ルミガンの副作用として、以下のような症状が報告されています。
①目の症状
一部の方は、目の充血や目の刺激感、かゆみ、痛みを感じることがあります。
症状が軽い場合は経過を観察しながら使用を続けても問題ないことが多いですが、症状が強くなるようであれば、すぐに使用を中止し、医師に相談してください。
②まぶたの色素沈着
ビマトプロストがメラノサイト(色素細胞)を活性化させることで、まぶたの皮膚が徐々に黒ずむことがあります。
ルミガンの使用を中止すると、多くは時間の経過とともに色が薄くなります。
③まれな副作用
まれに以下のような副作用が発生することがあります。
- 虹彩色素過剰(目の色が暗くなる・茶色みが増すなどの虹彩の色調の変化)
- 眼瞼溝深化(目の上がへこんで見える・影ができやすくなる)
- 眼瞼下垂(まぶたが下がり目が開きにくくなる・視界が狭く感じる)
これらの副作用は長期使用者に見られるため、定期的な経過観察が推奨されます。
異常を感じたら使用をやめ、医師に相談してください。
ルミガンの使用に注意が必要な方
以下に該当する方はルミガンを使用することができません。
- 過去にルミガンに含まれる成分で過敏な反応を経験した方
- 妊娠中または妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
- 15歳未満の方
また、以下に該当する方は必ず医師に申し出てください。
- 眼疾患の既往歴がある方
- 目の手術を経験した方
(参考 https://www.senju.co.jp/sites/default/files/product_other_file/2023-01/Lumigan_202302_C1.pdf)
ルミガンの正しい使い方

ルミガンはまつげ美容液とは異なり、医薬品としての適切な塗り方があります。
以下の手順で、正しく安全に使用しましょう。
使用方法
- 1日1回、夜の洗顔・スキンケア後に使用します。
- 片目ごとに1回1滴を、綿棒に滴下し、上まつげの生え際に優しく塗ります。下まつげには塗らないでください。
- まぶたや頬などに余分な液がついた場合、余分な液をティッシュで拭き取ってください。
- コンタクトレンズは外してから使用してください。
コンタクトレンズを再度装着する場合は、15分以上経過してから装着してください。
使用上の注意点
- 1日1回の使用を守ってください。
1回1滴で十分な効果が得られるため、過剰に塗らないでください。
1日2回以上塗っても育毛効果が高まることはなく、副作用のリスクが上がります。 - 目に入らないよう注意してください。
ルミガンの購入方法

「ルミガンを試してみたい」と思った方が次に気になるのが、購入方法ではないでしょうか。
日本国内でルミガンを正規に購入するには医師の処方が必要です。しかし、個人輸入でも手に入れることができるため、どの購入方法が安全なのか、どんなリスクがあるのかを理解することが重要です。
ここでは、国内での購入方法、ジェネリック医薬品(ビマトプロスト)との違い、個人輸入のリスクや注意点について詳しく解説します。
ルミガンの日本国内での購入方法
ルミガンは医療用医薬品のため、国内で正規に購入するには医師の処方が必要です。美容クリニックや皮膚科で処方を受けることができます。
ドラッグストアやバラエティショップでは販売していませんので、ご注意ください。
ビマトプロストとの比較
医療用のまつげ育毛剤の使用を検討したことのある方は、ビマトプロストについて耳にしたことがあるのではないのでしょうか。
ビマトプロストはルミガンのジェネリック医薬品(後発医薬品)にあたるお薬で、有効成分はどちらもビマトプロストで同等の効果が期待できます。
また、ジェネリック医薬品であるビマトプロストのほうが価格が安くなっています。
ビマトプロストについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ビマトプロストのまつげ育毛効果|副作用、まつ毛美容液との違いも解説|六本木メディカルクリニックのオンライン診療
個人輸入のリスク
海外の通販サイトなどでは「ルミガン」と称する製品が流通していますが、偽物や品質管理が不十分な製品が混在している可能性があるため、信頼できる医療機関を通じた購入が推奨されます。
医療機関で処方を受けることで、適切な使用方法の指導や副作用のリスク管理が可能になるというメリットがあります。
ルミガンで理想のまつげへ
この記事では、ルミガンの効果や副作用、購入方法などについて解説しました。
医薬品であるルミガンはまつげの育毛に効果がありますが、効果の維持には長期的な使用が必要です。また、副作用のリスクも伴います。医師の指導のもと、正しく使用することが何よりも大切です。
六本木メディカルクリニックではルミガンの後発品であるビマトプロストを取り扱っています。ルミガンよりも費用を抑えて医療用のまつげ育毛剤を使用したい方におすすめです。
当院のスキンケアまつげのページでは、ビマトプロストの概要やプランを掲載しています。ご興味のある方は、当院の公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
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