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マンジャロのやめどきはいつ?医師が判断する5つの基準を分かりやすく解説

2025.11.28
六本木メディカルクリニック > コラム > マンジャロのやめどきはいつ?医師が判断する5つの基準を分かりやすく解説

マンジャロ(Mounjaro)は、体重減少や血糖コントロールに高い効果がある一方、「いつやめればいいの?」「やめたら太る?」という不安を抱く人が多い薬です。

実は、マンジャロの“やめどき”は 人によって大きく違うため、自己判断で中断するとリバウンドのリスクが高まります。
この記事では、医師が実際に判断するときの基準を、説明します。

マンジャロの「やめどき」は人それぞれ違う理由

体重だけでは判断できない医学的な理由

「目標体重に到達した=やめてOK」というわけではありません。
体重は一時的に減っても、食欲・インスリン分泌・代謝などの体内バランスが整っていない場合、すぐに戻りやすい からです。

医師は体重だけでなく、血液データや食事内容、生活習慣全体を見て総合的に判断します。

肥満治療と糖尿病治療で“終了ライン”が異なる

  • 肥満症の治療目的 → 体重維持が安定したら終了も可能
  • 糖尿病治療が目的 → 血糖値の改善が維持できているかが必須

同じマンジャロでも、治療目的によって「やめて良いタイミング」が違う のがポイントです。

自己判断の中断でリバウンドが起きやすい理由

マンジャロは食欲に関わるホルモンをコントロールする薬です。
そのため急にやめると、
・食欲の急増
・代謝の低下
・体重が短期間で戻る
といった反応が起こりやすくなります。

医師がマンジャロのやめどきを判断する5つの基準

① 目標体重・BMIに到達しているか

まず重要なのは、本人の目標と医学的に適正なBMIに近づいているか。
ただし、それだけでは不十分で、維持できるかどうか も評価対象です。

② 血糖値・HbA1cが安定しているか

糖尿病治療中の人は、HbA1c(2〜3ヶ月の平均血糖値) が大きな判断基準になります。
数値が安定し、生活習慣でもコントロールできていれば中止が検討されます。

③ 副作用が生活に支障を出していないか

吐き気・胃もたれ・下痢などの副作用が強い場合、
「続けるより中止した方がよい」ケースもあります。

マンジャロの副作用を解説!対処法も合わせて紹介

④ 食事・運動など生活習慣が定着しているか

医師が最も重視するのがここです。

  • 食事量が適切か
  • 間食が減っているか
  • 運動習慣が定着しているか

薬をやめても続けられる生活習慣が 行動変容として定着しているか が重要です。

⑤ リバウンドリスクが低い状態になっているか

医師は、体重推移や食事記録からリバウンドの可能性も判断します。
「体重減少スピードが急すぎる」「不安定な減り方をしている」などの場合は、まだ中止には適していません。

マンジャロをやめるときの正しい進め方

いきなり中止はNG。段階的に減らす“テーパリング”とは?

マンジャロは急にゼロにすると食欲が急増するため、一般的には

例:週1回 → 2週に1回 → 3週に1回 と徐々に間隔を広げる

といった方法で段階的に減らします。
医師によって具体的な方法は異なりますが、基本は 「ゆっくり減らす」 ことが重要です。

中止前後に現れやすい身体の変化

  • 食欲が戻る
  • 甘いものを欲しくなる
  • 水分量が減り体重が増えたように感じる
  • 排便リズムの変化

これらは一時的な変化の場合も多いので、医師と相談しながら様子を見ることが大切です。

中止後の体重管理で意識すべきポイント

  • タンパク質を十分とる
  • 食事の時間を一定にする
  • 軽い運動を継続する
  • ストレスで食べすぎない工夫をする

薬の代わりに 生活習慣が体重維持の主役になる 時期です。

マンジャロを辞めたら太る?中断後に起きる体重変化とリバウンド対策を徹底解説

マンジャロをまだやめない方がいいケース

  • 体重がまだ安定していない
  • ここ1〜3ヶ月で体重の上下が大きい
  • HbA1cが不十分で血糖が不安定
  • 生活習慣がまだ改善できていない
  • ストレス食いや暴食が続いている

これらに当てはまる場合は、中止のタイミングではない可能性が高い です。

医師に相談すべきタイミング

マンジャロを使っている中で 体調の変化や不安があるときは、早めに医師へ相談することが大切です。

まず、副作用が強くなったり、新しい症状が出た場合は必ず受診してください。特に、吐き気や腹痛が急に悪化したときは中止や減量が必要なことがあります。

また、体重が急に増え始めたり、食欲が急に戻った場合も相談のタイミングです。身体がまだ安定していないサインの可能性があります。

糖尿病治療で使用している場合は、血糖値の変動が大きいときや低血糖の症状が出た際も注意が必要です。

「やめたいけれど不安」「このまま続けていいのか迷う」といった疑問があるときも、自己判断せず医師に相談することで、最適な治療判断ができます。

まとめ:マンジャロのやめどきは“データと生活習慣”で決まる

マンジャロのやめどきは
体重 × 血糖値 × 生活習慣 × 副作用 × リバウンドリスク
のバランスで決まります。

自己判断で中断するとリバウンドしやすいため、必ず医師と相談しながら段階的に中止すること が大切です。

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