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マンジャロの効果を徹底解説!いつから、どのくらい痩せる?

2024.09.08
六本木メディカルクリニック > コラム > マンジャロの効果を徹底解説!いつから、どのくらい痩せる?

最近ダイエット薬として話題の薬「マンジャロ」について、まだまだ日本では情報が少ないため、何が本当なのか困っている人も多いのではないでしょうか。

マンジャロは糖尿病薬の中でも特に強い薬のため、ダイエット用途で利用する際にもその効果を理解して正しく利用することが不可欠です。

この記事では、最新薬であるマンジャロについて、どのようなメカニズムどのくらい痩せるのか、効果はいつから現れるのか、また注射の手順や副作用などを徹底的に解説していきます。また、リベルサスとマンジャロの効果の比較についても解説しています。

マンジャロとは

マンジャロとは

マンジャロとは、米国食品医薬品局(FDA)によって2022年5月に承認された糖尿病の新薬です。日本でも、2022年9月に承認されています。

このマンジャロが画期的なのは、世界初の「GIP/GLP-1受容体作動薬」という点です。ティルゼパチド(Tirzepatide)という有効成分が、GLP-1とGIPの2つに作用します。

なかなか聞きなれない言葉かもしれませんが、この中にある「GLP-1」という単語は聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。ダイエット薬でよく名前の聞く「リベルサス」や「オゼンピック」が、いわゆる従来のGLP-1受容体作動薬です。

なお、GLP-1受容体作動薬についてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

GLP-1ダイエット徹底比較|種類・効果・副作用を医師が解説|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

近年、糖尿病薬の開発現場では数年ごとに新薬が承認されていますが、オゼンピック、リベルサスに続く新薬となったのがマンジャロなのです。

承認有効成分GLP-1GIP
オゼンピック2017年セマグルチド
リベルサス2019年セマグルチド
マンジャロ2022年ティルゼパチド

それでは、GLP-1とGIPの2つの受容体に作用することで、どのようにダイエット効果をもたらすのでしょうか。

また、それらはリベルサスなどと比較してダイエット効果がどの程度強いのでしょうか。

マンジャロのダイエット効果3つ

マンジャロを利用すると体重減少につながる!という結論はその通りなのですが、実はいくつかの効果(作用機序)が複合的に重なり合い体重減少につながります。

ここでは、マンジャロが最終的に体重減少につながる以下の3つの理由を説明していきます。

  • 食事量が減少する
  • 脂肪蓄積が抑えられる
  • 脂肪代謝が進む

1. 脳と胃に作用して、「食事量が減少する」

マンジャロが脳と胃に作用して、「食事量が減少する」

まず一つ目が、GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)受容体作動薬としての効果です。

GLP-1は、インスリンの分泌を促進し、血糖値を低下させるホルモンです。このGLP-1を刺激することで、食べたものが胃に長くとどまるようになり、空腹感を遅らせることができます

よく「夜ご飯を食べたけれどもお腹が空いて夜食を食べたくなってしまった・・・」という場面がありますが、マンジャロを使用することでこのようなタイミングが少なくなります。

ついつい間食や夜食が多くなっている人にとっては、魅力的な効果ではないでしょうか。

また、GLP-1は満腹中枢にも作用します。食事後に満腹感を感じやすくなり、一度の食事で食べ過ぎてしまうということも少なくなります

さらに、マンジャロの特徴であるGIPは、GLP-1と協調して食欲抑制作用を強化します。2つのホルモンが相乗的に働き、食欲をより強力に抑える効果があるのです。

これらの作用により、最終的なカロリーの摂取量が抑えられ、体重減少につながることになります。

現代の日本人は、周囲がカロリーに満ち溢れた生活を送っていますので、カロリーをいつのまにか多量に摂取してしまうことはよくあります。また、それらを「我慢する」というのは、とても大変なことです。

マンジャロの効果は脳や胃に働くため、これら我慢をすることなく食事量を減らすことができるのがポイントです。

2. インスリン感受性が向上し「脂肪蓄積量が抑えられる」

マンジャロによりインスリン感受性が向上し「脂肪蓄積量が抑えられる」

GLP-1とGIPは、インスリン感受性を高くする効果があります。

インスリン感受性とは、「体の細胞がインスリンにどれだけ効果的に反応するか」を示す指標です。

詳細な説明は省きますが、インスリン感受性が高いと食後の血糖値の上昇が抑えられます。これにより、体は余分な糖を脂肪として蓄えなくてもよくなります

また、インスリン感受性が高いと、筋肉や肝臓の細胞が効率よくブドウ糖をエネルギーとして使用するため、脂肪細胞に蓄積されるエネルギーの量が減少します。

マンジャロは、食べる量を減らすだけではなく「同じ量を食べても蓄積する脂肪が減る」といのが大きなポイントです。

3. グルコガンが分泌され、「脂肪代謝が増える」

マンジャロによりグルコガンが分泌され、「脂肪代謝が増える」

マンジャロが刺激するGIPは、グルカゴンを分泌させ代謝を上げることもわかっています。

肝臓や脂肪細胞などに蓄積された脂肪が分解されて、エネルギーの消費量が増えることになります。

体重減少の基本としてエネルギーの消費量ももちろん重要ですが、マンジャロはその効果も持っているのです。

ダイエットにとって一番重要な効果は「食事量の減少」

いままで説明したように、マンジャロは様々な効果をもっています。

ただ、ここで重要なのは、効果の大きさです。

マンジャロが体重減少につながる理由を考えたとき、もっとも重要な効果は、満腹感の向上や食欲の低下とされています。

脂肪蓄積を抑える効果や代謝を上げる効果ももちろんありますが、食事量を減少させないことには大きな体重減少につながりにくいことは念頭に置くべきでしょう。

マンジャロでどのくらい痩せる?

ここまで、マンジャロのダイエット効果についてみてきましたが、マンジャロを使用したときどのくらい痩せるのでしょうか。

マンジャロの効果によりどの程度体重減少につながったかについては、多くの臨床結果と論文が存在します。 

マンジャロの体重減少効果は「最大20%」

マンジャロの体重減少効果は「最大20%」
N Engl J Med 2022; 387:205-216をもとに当クリニック作成

たとえば、上のグラフは、ある海外の臨床試験で体重が約100kgの肥満の方を対象にマンジャロによる治療を実施した推移を表しています。

72週間(1年半)後の時点では、5mgのマンジャロで10kg強10mg・15mgのマンジャロで20kgの減量が確認できました。

体重減少率に注目すると、最も低用量である5mgのマンジャロを使用した場合でも、4週間(1か月)後には約5%、12週間(3か月)後には約10%の体重減少率が確認されています。

こちらの臨床試験はBMIが27以上の方であり、条件は人それぞれ異なりますが、医学的にも体重減少効果が認められている薬なのです。

以下の記事では、こちらで紹介した臨床試験以外の臨床試験の結果を解説しています。 

詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

マンジャロの臨床試験結果を徹底解説!その効果と安全性 |六本木メディカルクリニックのオンライン診療

マンジャロとリベルサスの効果比較

マンジャロとリベルサスの効果比較
やまおか内科クリニックより

ここまでマンジャロの効果を確認しましたが、この効果はリベルサスやオゼンピックなどの過去のダイエット薬と比較してどの程度効果が異なるのでしょうか。

日本から発表された論文では、以下のようなことが報告されています。

  • マンジャロ15mgの体重減少効果が最も大きい
  • マンジャロ10mgとリベルサス14mgを比較したところ、有意にマンジャロ10mgの体重減少効果が大きい

細かい条件や中身はいろいろありますが、おおむね「マンジャロ>オゼンピック>リベルサス」と思っておけばいいでしょう。

ただし、実際には体重減少効果という違いだけではないことにも注意が必要です。

たとえば、リベルサスは経口薬であり、私たちが服用しやすいことが特徴です。

実際にメディカルダイエットをするときの一番のハードルといってもいいのは「始めること」そして、「継続すること」です。

このようなことを考えても、まずはリベルサス3mgのような始めやすいものから実施し、徐々に自分の目標や効果の有無を考えて、容量や薬の種類を変更することが現実的かもしれません。

以下の記事ではリベルサスのダイエット効果について解説しています。「マンジャロとリベルサスで迷っている…」という方やリベルサスの服用をご検討中の方はぜひご覧ください。 

リベルサスの効果を解説!いつから、どのくらい痩せる?|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

マンジャロの効果はいつから出る?

マンジャロの効果はいつから出る?

マンジャロは、使用開始から比較的早い段階でダイエット効果を実感しやすいとされていますが、いつごろから効果が現れるのでしょうか。

ここでは、マンジャロのダイエット効果はいつから出るのか、またマンジャロを注射したときどのくらい効果が持続するのかについても解説します。

マンジャロの効果はいつ現れるのか

マンジャロを使用し始めて最初に実感するのは食欲の変化です。

多くの方が1~2週間ほどで満腹感が持続しやすくなり、自然と食事量が減ったと感じるようになります。

では、体重減少効果はいつから現れるのでしょうか。

マンジャロを使用すると、早ければ1か月ほどで緩やかな体重の減少を感じることもありますが、通常は3か月程度で効果が現れ始めます。

マンジャロによる体重減少効果を考える際には、まず1か月様子を見て、その後半年程度継続することが基本となるでしょう。

「マンジャロを使ったのに痩せない」と感じる方の中には、まだ1本しか使用していないケースもあります。しかし、マンジャロの効果は長期的に現れるため、焦らず継続することが大切です。

さらに、ダイエットには停滞期がつきもので、一時的に体重が減らなくなることもあります。そのため、短期間で結果を求めず、継続的に使用することが重要です。

マンジャロを使用しても痩せない原因については、こちらの記事で詳しく解説しています。

マンジャロで痩せない理由|効果を引き出す方法も解説!【医師監修】|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

また、停滞期やその突破方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

マンジャロの停滞期とは?原因・突破方法を解説!|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

なお、先ほど紹介した臨床試験ではマンジャロによる治療を始めて4週(1か月)ですでに体重減少が確認できていました。マンジャロは主に肥満を伴う糖尿病患者を対象としたお薬であり、BMIが高いほど食欲抑制や脂肪分解の作用が強く働きます。先ほどの臨床試験はBMIが27以上の方を対象としていたため、体重減少が早く現れていたと考えられます。

マンジャロの効果の持続期間

マンジャロは、週に1回の注射で長く効果が続くお薬です。

1回の注射の効果は約5~6日かけてゆっくり弱まっていくため、次の注射をするまでの間もしっかり作用が持続します。そのため、毎日服用する必要はなく、週1回のペースで続けるだけで効果を得られるのが特徴です。

逆に言うと、週1回、決められた日に注射することが重要といえます。

次は、マンジャロの注射の手順についてご紹介します。 

マンジャロの注射の手順

マンジャロの注射の手順

マンジャロは自己注射による投与が基本となる注射薬です。自分で注射をした経験があるという方はあまり多くないため、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

注射の手順は以下の通りです。 

  1. 手を洗う
  2. 灰色のキャップを外す 
  3. 底面を皮膚にあて、ロックを解除する 
  4. 注入ボタンを押し、2回目のカチッという音を待つ
    (10秒以内で完了します) 
  5. 注入完了後はそのままの状態で数秒待つ 

また、注射の方法に関して注意点があります。 

  • 毎週同じ曜日に投与する 
    先ほどもご説明しましたが、マンジャロの効果は注射から5~6日ほどで徐々に減っていきます。毎週同じ曜日に投与することで、マンジャロの効果を継続的に得ることができます。 
  • おなかや太ももに注射する 
  • 毎回、少しずらした場所に注射する 

マンジャロの注射の手順や保管方法、注意点についてはこちらの記事で詳しく解説しています。 マンジャロの使用を検討している方はもちろん、現在マンジャロを使用中の方もぜひご覧ください。 

医師監修マンジャロの使い方!安全で効果的な自己注射ガイド|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

マンジャロの副作用

マンジャロの副作用

ここまでマンジャロの効果や注射の手順などをご説明してきましたが、近年、糖尿病治療に用いられる薬をダイエット目的で利用することがふえてきている一方、副作用などの懸念から、自分が利用することに不安を覚える方もいるのではないでしょうか。

「ダイエット目的で利用していいか」この答えは非常に難しいのですが、間違いなくいえることは、効果の強い薬は副作用を必ず伴うということです。

先ほどまで見てきたように、マンジャロはとても効果の強い薬です。そのため、マンジャロをダイエット目的で利用する場合においても、副作用を理解し、服用方法を正しく守ることが何より重要です。

マンジャロの副作用としては、以下のようなものがあげられます。

  • 嘔気・嘔吐
  • 下痢・便秘
  • 疲労・無力症・低血糖

実はこれらの副作用は、先ほどのマンジャロの効果であった食事量の減少と裏表の関係でもあります。

つまり、体重減少効果がもっとも大きいマンジャロは、リベルサス等の他の薬と比較しても大きい副作用が出ることが予想されます

そのため、自分の体調と相談しながら非継続 / 継続 / 容量増加 を検討する必要があります。特に最初のタイミングでは副作用が強くでることもありますので、最初は1か月から様子を見たほうがよいでしょう

マンジャロの副作用や対処法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

マンジャロの副作用を解説!対処法も合わせて紹介|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

また、これら副作用などの理由から、当院では、特別な理由を除きマンジャロはBMI23以上の方かつGLP-1ダイエットで効果を感じられなかった方のみに処方をしています。

また、当院では、GLP-1ダイエットの際に吐き気止めの処方をすることもあります。不安な方は、しっかりと事前の対応をしておくことが重要です。

ただし、吐き気止めは薬の効果自体を少なくしてしまうことにもつながるため、お守りとしてもっておくような利用方法が一番だと考えています。

マンジャロはどこで買える? 

マンジャロはどこで買える?

マンジャロは2型糖尿病治療薬として承認されている注射薬ですが、一般のドラッグストアやネット通販では購入できません。医師の処方が必要なため、以下のいずれかの方法で入手することになります。 

病院やクリニックでの処方 

マンジャロを使用するには、医療機関での診察を受け、医師の判断のもとで処方される必要があります。従来は、糖尿病の専門医がいる病院やクリニックで診察を受けた後、処方箋をもらい、調剤薬局で受け取るという流れが一般的でした。 

しかし、病院での診察は、予約の手間や待ち時間が長いといったデメリットがあります。さらに、仕事や家庭の都合で定期的に通院するのが難しいという人も少なくありません。 

オンライン診療での処方 

現在では、オンライン診療を利用することで、スマホやパソコンから診察を受け、マンジャロを処方してもらうことが可能になっています。 

オンライン診療は、忙しくて病院に行く時間がない方や、近くにマンジャロを処方できる医療機関がない方に特におすすめです。 

六本木メディカルクリニックではオンライン診療を行っており、マンジャロの処方も可能です。

1ヶ月分3ヶ月分6ヶ月分
マンジャロ2.5mg20,900円/月19,860円/月18,810円/月
マンジャロ5.0mg33,550円/月31,880円/月30,200円/月
マンジャロ7.5mg52,250円/月49,640円/月47,030円/月
 マンジャロの価格表(税込み。2025年3月現在)

オンライン診療なので、通院不要で手軽に診察を受けることができます。また、 処方された薬は自宅に配送されるため、受け取りも簡単で仕事や育児で忙しい方でも継続しやすいです。 

ただし、患者様の状態によってはマンジャロを処方できないことがあります。 

海外からの個人輸入は危険!注意すべき点 

マンジャロは一部の海外サイトで販売されていることがありますが、個人輸入による購入は非常にリスクが高いため注意が必要です。 

正規の流通ルートではないため、偽造品や成分が異なる粗悪品が販売されていることがあります。これらを使用すると、期待した効果が得られないだけでなく、健康被害を引き起こすリスクがあります。 

また、医師の診察なしに購入した場合、誤った使用による健康リスクが高まります。また、副作用が生じた際の対処も自己判断に頼ることになり、非常に危険です。 

こちらの記事でも、GLP-1ダイエット薬の個人輸入のリスクについて解説しています。ご興味のある方はご覧ください。 

GLP-1ダイエットの危険性|安全のためのポイントも解説【医師監修】|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

安全にマンジャロを使用するためには、医師の診察を受け、正規のルートで処方してもらうことが必須です。 

マンジャロの効果を理解し、正しい処方のもとダイエットにつなげよう

ここまで、マンジャロのダイエット効果を詳しくみてきました。

マンジャロは、GIPとGLP-1の両方に作用することにより、食事量の減少などを見込むことができます。この効果はとても大きく、現時点で最も効果の大きいダイエット薬といっても過言ではありません。

ただし、副作用も同じく存在し、患者さまの現状や今までのダイエット経験などをもとに、複合的判断のもと処方を決めるべき薬です。

当院のメディカルダイエットのページでは、実際に処方されるときの具体的な価格やプラン、よくある質問なども記載しています。

メディカルダイエットの最新薬であるマンジャロ。正しい理解と処方のもと、適切なダイエットにつなげていきましょう。

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