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マンジャロの正しい使い方|準備から廃棄方法まで徹底解説!

2024.12.30
六本木メディカルクリニック > コラム > マンジャロの正しい使い方|準備から廃棄方法まで徹底解説!

マンジャロの自己注射は一見シンプルに思えますが、実際に「マンジャロの正しい使い方を理解している!」という方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

マンジャロは1週間に1回の自己注射で使用する2型糖尿病治療薬ですが、食欲抑制や脂肪代謝促進の作用があるため、ダイエットにも効果が期待されています。

しかし、マンジャロは使い方を間違えると効果が十分に得られないだけでなく、副作用のリスクも高まる可能性があります。

この記事では、医師監修のもとマンジャロの正しい使い方について、注射前の準備から廃棄方法まで詳しく解説します。これからマンジャロを使用する方や、自己注射に不安がある方はぜひ参考にしてください。

注射薬であるマンジャロ 

注射薬であるマンジャロ

マンジャロは、アテオスという専用ペンで1週間に1回投与する2型糖尿病治療薬です。有効成分はセマグルチドで、GLP-1受容体作動薬というお薬のひとつです。

主な作用として、食事量の減少、脂肪蓄積の抑制、脂肪代謝の促進が挙げられます。

これらの作用により、マンジャロは糖尿病治療だけでなく、ダイエットにも有効な薬となっています。 

なお、マンジャロの効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

マンジャロのダイエット効果を徹底解説!リベルサスとどう違う?|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

マンジャロの特徴

マンジャロの使い方に入る前に、マンジャロの注射薬としての特徴を簡単に紹介します。 

  • 1本に1回分のマンジャロが入っており、使い切りとなっている。 
    注射ごとに自分で用量を設定する必要がありません。
  • 針の取り付けは不要
    採血の際に使う針とは異なり、細い針が装着されています。そのため、注射針を扱う必要がありません。 

この2つの特徴を見ると、注射するのが簡単そうにも思えてくるかもしれません。しかし、マンジャロは他のGLP-1の薬と比べて複雑な服用方法になっています。 

ここからは、マンジャロの使い方や使用上の注意点などについて解説していきます。 

マンジャロを使う前の準備

マンジャロを使う前の準備
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/PP-TR-JP-0874.pdf
より当クリニック作成 

マンジャロは気をつけなければならないことが多々あり、誤った方法で使用してしまうケースもあります。

マンジャロは、使い方を正しく守って初めて効果を実感できるものとなっていますので、これから紹介していく注意事項や使用方法などを意識してみましょう。 

ここでは、マンジャロを使う前の準備として、投与日の設定→保管と取り扱い方法→投与前の確認事項→投与場所の順にご紹介します。

マンジャロの投与日の設定 

初めに投与日の設定です。注意事項として主に二つが挙げられます。 

  • マンジャロは毎週同じ曜日に投与する
  • 投与日を変更する場合には、少なくとも3日以上の間隔を空ける

マンジャロの保管と取り扱い方法 

次に、保管の仕方と取り扱い方法について説明します。

マンジャロは「アテオス」という専用ペン(注射器)で注射します。一部にガラスが使われているので丁寧に扱いましょう。

以下に保管の仕方と取り扱い方法をまとめたので、チェックしてみてください。 

  • 硬い床や地面に落としたときは使用せず、 新しいものを使用する。 
  • 冷蔵庫(2〜8°C)に保管する
    冷蔵庫が使用できない場合、室温(30°C以下)で保管してください。ただし、室温での保管は21日間までにしてください。 
  • 凍結させない
    もし凍結してしまった場合は、使用しないでください。 
  •  高温や直射日光を避けて保管する。 
  •  子供の手の届かないところに保管する。 
  • 灰色のキャップを取り出さない。 

マンジャロ投与前の確認事項 

マンジャロ投与前の確認事項
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/PP-TR-JP-0874.pdf
より 

最後に投与前の確認事項です。以下のすべての項目を満たしていないと、安全に投与することができなくなってしまいます。

もし、処方された薬の容量や名前が間違っていたら担当の医師に相談しましょう。 

  • ラベルに記載されているお薬の名前と用量は、主治医から説明されている通りか。
  • 使用期限が切れていないか。
  • 薬液が無色からわずかに黄色がかっていて、濁っていたり浮遊物があったりしないか。
  • 薬液が凍っていないか。
  • 緑色の目印がロックの位置にあるか。  
アテオスの使い方
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/PP-TR-JP-0874.pdf
より 

マンジャロを投与する場所 

マンジャロを投与する場所
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/PP-TR-JP-0874.pdf
より 

 必ず守らなければいけない点として、投与する場所を消毒用アルコール綿で消毒してから投与してください。

そして、自分で投与する場合はおなかや太もも、二の腕など脂肪の多い部位、他の人(操作方法の訓練を受けた方)に投与してもらう場合は腕(上腕部の外側)でも構いません。 

毎回、同じ場所に投与しないように、少しずらした場所に投与することも注意すべき点です。 

マンジャロの使い方3ステップ

それでは、マンジャロ(アテオス)を使用する準備が整ったところで、ここからはアテオスの使い方3ステップをイラスト付きで解説していきます。 

必ず手を洗ってから使用してください。

1. 灰色のキャップを外す 

マンジャロの使い方1灰色のキャップを外す
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/PP-TR-JP-0874.pdf
より 

灰色のキャップを真っ直ぐ引っ張って、取り外します。 

注意事項として、以下の項目があります。 

  • キャップは使う直前まで取り外さない。 
  • 取り外したキャップはすぐに捨てる。
    キャップをはめ直すと、針が破損することがあります。 
  • 針に触れない。 

2. 底面を皮膚にあて、ロックを解除する

マンジャロの使い方2底面を皮膚にあて、ロックを解除
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/PP-TR-JP-0874.pdf
より 

透明な底面を皮膚にしっかりとあてたまま、緑色の目印をロック解除の方向に止まるまで回し、ロックを解除する。 

このとき、皮膚に対してアテオスを垂直にすると、しっかり当てることができます。

また、針が戻らなくなる恐れがあるため、ペンの中央部を強く摘まないことも大切です。 

3. 注入ボタンを押し、そのままの状態で待つ 

マンジャロの使い方3注入ボタンを押し、そのままの状態で待つ 
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/PP-TR-JP-0874.pdf
より 

紫色の注入ボタンを押し、そのまま待ちます。 

1回目の「カチッ」という音で注射が始まります。 

そして、2回目の「カチッ」という音で注射は完了です。 

薬液の注入は、長くても10秒以内に完了します。もし、「カチッ」という音が聞こえなかったときは、透明な部分に灰色のゴムピストンが見えていれば、薬液の注入は完了しています。 

マンジャロの廃棄方法

ここまでは、マンジャロ投与前の準備や使い方について解説しました。最後に解説するのは廃棄方法についてです。 

マンジャロを使い終わったら適切な方法で廃棄する必要があります。以下に捨て方を解説しておりますので、しっかり読んで適切な方法を理解してください。

マンジャロの捨て方

マンジャロの廃棄方法
在宅医療廃棄物適正処理リーフより

 使用済みのマンジャロを、牛乳パックや薬の空容器などのしっかりフタのできる固い容器に入れ、さらにごみ袋に入れて廃棄してください。

ただし、廃棄方法はお住いの自治体によって異なる場合もありますので、必ず医師の指示に従ってください。

マンジャロは、注射後に針が本体に戻る設計となっていますが、念のため、針が外側に露出していないことを確認してから廃棄してください。 

また、針に触れる可能性があるので、底面から本体に指が入らないように注意して捨てましょう。

マンジャロは燃えるゴミとして処分しても良い?

マンジャロ(アテオス)は、上記のように固い容器に入れ、ごみ袋に入れた状態であれば燃えるゴミとして処分できます。

ただし、こちらも自治体によっては「不燃ごみ」として処分する場合がありますので、事前に確認してください。

安全のためにも、正しい廃棄方法を守るようにしてください。

マンジャロの副作用について 

マンジャロは、ダイエットに高い効果を発揮しますが、その分、副作用も強いと言われています。マンジャロの使用後は、副作用についても気を付ける必要があります。

主な症状としては、消化器症状注射部位の反応などがあります。

特に使用初期や用量の増量時に副作用が出やすいと言われています。慎重に経過を観察し、長く続く場合は担当の医師に相談しましょう。 

ただし、まれに低血糖や急性膵炎、胆のう炎・胆管炎といった重篤な副作用が出る可能性があります。その場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

マンジャロの副作用や対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。マンジャロを使用している方や使用を検討している方は、確認のためにもぜひご覧ください。

マンジャロの副作用を解説!対処法も合わせて紹介|六本木メディカルクリニックのオンライン診療 

マンジャロの使い方に関するよくある質問 

ここでは、マンジャロの使い方についてよくある質問をいくつか紹介していきます。当クリニックのホームページでは使用方法の他にも、他の薬との併用、副作用など様々な質問にお答えしていますので気になる方はぜひご参照ください。  

オゼンピックとマンジャロの針の捨て方は同じですか?

オゼンピックとマンジャロの捨て方はおおむね同じですが、注射器の構造から捨て方に違いがあります。

マンジャロは注射後に針が本体に戻るタイプの注射器ですが、オゼンピックは針が外れるお薬です。

マンジャロは「マンジャロの廃棄方法」でご説明した捨て方をご参照ください。

オゼンピックの針を捨てる際は、針ケースを付け、牛乳パックや薬の空容器などしっかりフタのできる固い容器に入れ、さらにごみ袋に入れて廃棄してください。

オゼンピックの注射器本体は、ごみ袋に入れて廃棄してください。

ただし、こちらも自治体によっては廃棄方法が異なる場合がありますので、事前に確認してください。

オゼンピックについてはこちらの記事で詳しく解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。

オゼンピックのダイエット効果を解説!どのくらい痩せるの?|六本木メディカルクリニックのオンライン診療 

マンジャロは旅行中に機内に持ち込めますか? 

マンジャロやオゼンピックといったGLP-1注射製剤は基本的には航空機に持ち込むことができます。

ほとんどの場合、国内線では診断書は必要ありませんが、国際線では国によって基準が異なります。事前に航空会社に確認してみることを推奨します。

マンジャロにアルコール清浄綿や止血用パッチは付いていますか?

マンジャロにはアルコール清浄綿や止血用パッチは付属していませんが、注射部位が清潔に保てていれば、それらがなくても安全に使用することが可能です。

また、注射後の止血については、通常は短時間の軽い圧迫で十分です。出血が続く場合は、清潔なガーゼや布を使用して軽く押さえることが推奨されます。 

なお、アルコール清浄綿や止血用パッチを使用したい場合は、近くの薬局などでご自身でご購入していただくこともできます。 

マンジャロを正しく使用する

この記事ではマンジャロの使い方について詳しく解説しました。

マンジャロは高いダイエット効果をもつお薬ですが、正しい使い方を守ることで初めて効果が発揮される薬です。準備から廃棄まで、正しい方法を理解して使用することが重要です。 

六本木メディカルクリニックではマンジャロの処方を行っています。「マンジャロの使用方法がわからない」、「マンジャロを使っているのに痩せない」というときに気軽にLINEで医師やカウンセラーにご相談いただける体制をとっています。当院のメディカルダイエットのページでは、マンジャロの具体的な価格やプラン、よくある質問なども掲載しています。気になる方は、ぜひ一度当院の公式LINEよりご相談ください。 

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