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マンジャロの停滞期とは?原因・突破方法を解説!

2025.02.26
六本木メディカルクリニック > コラム > マンジャロの停滞期とは?原因・突破方法を解説!

「マンジャロを使い始めて順調に体重が減っていたのに、ある時から体重が落ちなくなった…」という悩みを抱えていませんか。 

ダイエットをしていると、誰しもが経験する「停滞期」。マンジャロのようなGLP-1/GIP受容体作動薬を使用している場合でも、一定期間体重が減らなくなることがあります。 

この記事では、マンジャロの停滞期が起こる原因や突破方法を詳しく解説します。 

マンジャロとは 

マンジャロ
https://medical.lilly.com/jp/mounjaroより

マンジャロの概要を簡単にご説明します。 

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GLP-1受容体作動薬GIP受容体作動薬の両方の作用を持つ唯一の薬剤です。2022年5月に米国食品医薬品局(FDA)で承認され、日本でも同年9月に承認されました。 

本来は2型糖尿病の治療薬として開発されましたが、優れた体重減少効果があることから、肥満治療にも使用されています。 

なお、肥満治療は保険適用ですが、メディカルダイエットは自由診療となります。 

詳しくはこちらの記事で解説していますので、ご興味のある方はご覧ください。 

メディカルダイエットは保険適用される?自由診療との違いを解説 |六本木メディカルクリニックのオンライン診療 

マンジャロが体重減少に効果的な理由 

マンジャロがダイエットに役立つ理由は、以下の3つの作用にあります。 

① 食欲の抑制 

脳の食欲中枢に働きかけることで空腹感を軽減し、食べ過ぎを防ぎます。 

② 血糖値の安定 

インスリンの分泌を促し、血糖値の急激な上昇を抑制します。その結果、血糖のコントロールがスムーズになり、脂肪の蓄積を抑えます。 

③ 脂肪の燃焼の促進 

脂肪代謝を高めることで、体内の脂肪を効率的にエネルギーへと変換し、体重の減少をサポートします。 

マンジャロのダイエット効果については、こちらの記事で詳しく解説しています。 

マンジャロのダイエット効果を徹底解説!リベルサスとどう違う?|六本木メディカルクリニックのオンライン診療 

マンジャロの停滞期 

この記事を読んでいる方の中には、「マンジャロを使っているのに、体重が減らなくなった…」という経験をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

マンジャロを使用していると、最初の数週間から数ヶ月は順調に体重が減ることが一般的です。しかし、その後体重が減らなくなる時期が訪れます。これが「停滞期」です。 

停滞期は、ダイエットをしていると誰しもが経験する自然な現象であり、マンジャロの効果がなくなったわけではありません。むしろ、体が適応しようとしている証拠ともいえます。 

なお、停滞期以外の理由でマンジャロを使用しても痩せない場合については、こちらの記事で詳しく解説しています。 

マンジャロで痩せない理由|効果を引き出す方法も解説!【医師監修】|六本木メディカルクリニックのオンライン診療 

停滞期の特徴

停滞期には、以下のような状態になります。 

  • 体重が一定のまま変動しない 
  • マンジャロの効果が弱くなったように感じる 
  • 食事量を減らしても体重が減らない 
  • モチベーションが低下しやすい 

しかし、停滞期は一時的なものであり、原因を知り、適切な対策をすれば乗り越えることが可能です。 

次は、マンジャロの停滞期が起こる原因を解説します。 

マンジャロの停滞期が起こる原因 

ここでは、マンジャロの停滞期が起こる原因について解説します。 

実は、マンジャロの停滞期には医学的な根拠に基づいた複数の原因があります。 

原因1:ホメオスタシスによる影響 

人間の体は、生命維持のためにエネルギー消費を調整する機能を持っています。 
これは「ホメオスタシス(恒常性)」と呼ばれ、ダイエット中に体がエネルギー消費を抑えて省エネモードに入ることで、停滞期が発生します。 

ホメオスタシスの具体的な影響 

  • 基礎代謝の低下  
    体が少ないエネルギーで生命を維持しようとします。 
  • レプチン(食欲抑制ホルモン)の減少 
    空腹を感じやすくなります。
  • エネルギー消費の優先順位が変わる 
    体脂肪を守り、筋肉の消費が優先されます。

特に、急激に体重を減らすほど、ホメオスタシスの影響が強くなりやすいといわれています。

原因2:GLP-1/GIP受容体作動薬としての影響 

先述のように、マンジャロはGLP-1受容体とGIP受容体に作用し、食欲を抑制する薬ですが、長期間使用すると、体が薬の効果に慣れ、停滞期を引き起こす可能性があります。 

GLP-1/GIP受容体作動薬が停滞期を引き起こす理由 

①食欲抑制効果が弱まる 
マンジャロを使い続けると、体が薬の効果に適応し、 食欲抑制効果が弱まることがあります。 
その結果、食事量が少しずつ増えたり、満腹感を得にくくなったりする場合があります。 

②胃の動きが遅くなり、体内に食べ物が溜まりやすくなる 

マンジャロは胃の排出を遅らせ、食べ物が長く胃にとどまることで満腹感を持続させる作用がありますが、この作用が続くと、一時的に腸内に食物や水分が溜まりやすくなることがあります。

その結果、便秘や水分の停滞による体重増加が起こります。

「体重が落ちなくなった!」と感じる原因が実は脂肪ではなく、水分や便の停滞だったということも少なくありません。 

体のエネルギー消費のスピードが落ちる  
GLP-1/GIP受容体作動薬であるマンジャロにはインスリンの分泌を調整する作用もあり、血糖値を安定させることで、脂肪を効率よく燃やすサポートをします。 
しかし、長期間使用すると、体が血糖コントロールに慣れ、エネルギーを消費するスピードが遅くなることがあります。  
その結果、以前より脂肪燃焼のスピードが落ち、体重の減りが鈍くなることがあります。 

以上①~③の影響が重なることで、一時的に体重減少が停滞するのです。

なお、2つ目に紹介した症状の便秘はマンジャロの副作用としてもみられる症状になります。 

マンジャロの副作用についてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

マンジャロの副作用を解説!対処法も合わせて紹介|六本木メディカルクリニックのオンライン診療  

原因3:筋肉量の減少 

ダイエットでは脂肪とともに筋肉も減少しやすく、特にマンジャロを使用していると、食欲抑制の影響でタンパク質摂取が不足しやすいため、筋肉が減るリスクが高くなります。 

筋肉量の低下が停滞期につながるメカニズム 

  • 筋肉は基礎代謝を維持する重要な組織 
    筋肉が減ると1日の消費カロリーが減少し、痩せにくくなります。
  • 筋肉の減少は体脂肪よりも早く進む 
    原因1の内容と重なりますが、人間の体は体脂肪を守り筋肉の消費を優先させます。
    筋肉が減ると基礎代謝やエネルギー消費量も減少し、体重は減っても脂肪率が下がりにくい状態になってしまいます。 

特に筋肉量が減少すると、リバウンドしやすい体質になるため、マンジャロを使用中でも筋トレや適度な運動を取り入れることが重要です。 

マンジャロの停滞期を突破する方法 

停滞期真っ只中の方は、「このまま体重が減らないんじゃないか…」と不安になっていませんか。 
ここでは、食事・運動・マインドセットの3つの側面から、マンジャロの停滞期を乗り越える具体的な方法を解説します。 

方法1:食事改善 

栄養バランスの意識や食習慣の改善といった食事改善は、停滞期打破のひとつの方法です。 

①タンパク質をしっかり摂る 

タンパク質をしっかり摂ることで、筋肉量を維持し、基礎代謝の低下を防ぐことができます。 

タンパク質が多く含まれる食品としては、以下のものがあります。 

動物性タンパク質 

  • 吸収が速く、アミノ酸バランスが良いという特徴があります。
  • 鶏胸肉、卵、白身魚、低脂肪ヨーグルトなどがおすすめです。 

植物性タンパク質 

  • タンパク質の摂取だけではなく腸内環境を整える効果も期待できます。
  • 大豆製品(豆腐、納豆)、ナッツ類がおすすめです。

②炭水化物を適度に摂取する 

「ダイエット=糖質カット」と考えがちですが、極端な糖質制限はむしろ代謝を下げ、停滞期を悪化させる可能性があります。 

低GI食品(玄米、全粒粉パン、オートミール、さつまいもなど)を中心に摂取することで、血糖値の急上昇を防ぎながらエネルギーを確保できます。 

③食事間隔を調整する 

1日3食にこだわらず、16:8ファスティング(16時間断食) を試すのも有効です。16:8ファスティングは、脂肪の燃焼の促進や脂肪蓄積の防止が期待できます。 

実践のポイント方法は以下の通りです。 

  • 1日の食事を8時間以内に収める(例:12時~20時) 
  • 睡眠の質が低下しないように、夜遅くの食事を避ける 

方法2:運動を取り入れる 

①筋トレで基礎代謝を上げる 

筋肉量の維持に効果的なのは、筋力トレーニングです。 

筋肉量を維持することで基礎代謝を上げる効果や、成長ホルモンの分泌を促し、脂肪燃焼を加速する効果があります。 

週2〜3回の筋力トレーニング を行うとよいでしょう。スクワットやプランクはトレーニング設備がなくてもご自宅で始められるトレーニングですので、おすすめです。 

②適度な有酸素運動 

有酸素運動は脂肪燃焼に役立ちますが、長時間行うと筋肉の分解を引き起こすおそれがあります。 

1日30分程度のウォーキングや軽いジョギングがおすすめです。 

方法3:マインドセット 

停滞期をネガティブに捉えると、焦りから過度な食事制限や極端な運動に走ってしまうことがあります。 

①体重ではなく、体脂肪率や筋肉量の変化をチェック 

停滞期に入ると、体重の変動だけを見て焦る人が多いですが、実際には 筋肉量が増えたり、体脂肪が減ったりしている可能性 があります。  

②日ごとではなく、月単位で変化を確認 

体重の変動は日々の水分量やホルモンバランスによって影響を受けるため、短期間で判断しないことが重要です。 

停滞期が長く続く場合はどうすればいいのか 

4週間以上体重が変わらない場合は、医師に相談するのがおすすめです。 

マンジャロの投与量を調整したり他のお薬の使用を検討したりします。 

他のお薬の例としては、リベルサスオゼンピックスーグラなどがあります。 

マンジャロの停滞期を乗り越え、なりたい体へ 

この記事では、マンジャロの停滞期の原因や対処法について解説しました。 

停滞期はダイエットをする方にはよくある生理的な反応であり、食事・運動・生活習慣を見直せば乗り越えることができます。停滞期が長く続く場合は、医師に相談してください。

六本木メディカルクリニックではマンジャロを取り扱っています。当院はLINEを使用したオンライン診療のため、気になることがあっても気軽に医師やカウンセラーに相談することができます。当院のメディカルダイエットのページでは、マンジャロの具体的な価格やプラン、よくある質問なども掲載しています。気になる方は、ぜひ一度当院の公式LINEよりご相談ください。

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