オンライン診療で、医療はもっと身近になる。

オゼンピックのダイエット効果を解説!どのくらい痩せるの?

2024.11.20
六本木メディカルクリニック > コラム > オゼンピックのダイエット効果を解説!どのくらい痩せるの?

「オゼンピック」は2型糖尿病の治療薬として開発されましたが、その主成分であるセマグルチドの働きにより、ダイエット効果が期待できるとして注目を集めています。

しかし、オゼンピックがどのようなメカニズムでダイエットに寄与し、どのくらい痩せるといわれているのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。

この記事では、オゼンピックのダイエット効果のメカニズム実際のデータについて解説していきます。 

オゼンピックとは 

オゼンピックはセマグルチドという成分を使用した注射薬で、GLP-1受容体作動薬の一つです。

2017年12月:アメリカ食品医薬品局(FDA)にて2型糖尿病治療薬として承認

2018年3月:日本でも承認

なお、2021年に最新の注射薬であるマンジャロが日本で承認されました。

マンジャロについてはこちらの記事で詳しく解説しています。 

 マンジャロのダイエット効果を徹底解説!リベルサスとどう違う?|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

他のGLP-1受容体作動薬と比較したときのオゼンピックの優れた点は、投与が週1回で済むことです。

例えば、飲み薬であるリベルサスは毎日服用する必要があります。また、服用は1日の最初の食事の前で、服用後は少なくとも30分は飲食をしてはいけないと決められており、食習慣が不規則な方や、毎日薬を飲むことを忘れてしまう方にはハードルが高く感じられるお薬です。 

それに比べて、オゼンピックは週1回の注射だけで済みます。毎週同じ曜日に注射していただく必要がありますが、時間に関する指定はありません。また、食事に関係なく投与できます。 

「注射だから痛いのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、注射針は非常に細く、痛みはほとんどありません。 

以上の理由から、食事の時間が不規則な方や、毎日同じ時間に薬を飲むのが難しい方に対しては、オゼンピックをお勧めしています。 

なお、ダイエット目的での使用は保険適用外となり、自由診療になります。 

メディカルダイエットの自由診療・保険診療についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

メディカルダイエットは保険適用される?自由診療との違いを解説 |六本木メディカルクリニックのオンライン診療

オゼンピックの3つのダイエット効果 

オゼンピックはダイエットに効果があるといわれているお薬ですが、どのようなメカニズムで体重の減少に寄与するのでしょうか。

ここでは、オゼンピックが持つダイエット効果を3つ解説します。 

オゼンピックのダイエット効果
オゼンピックのダイエット効果

効果1:食欲を抑える 

オゼンピックが持つダイエット効果で最も重要ともいえるのが、食欲を抑える効果です。主に、脳と胃に作用して食欲を抑える効果をもたらします。 

①脳へのはたらき 

オゼンピックは、脳の視床下部にある満腹中枢に作用して、満腹感を強化して食欲を抑えてくれます。いつもより少ない食事量で満腹感を得やすくなり、その結果、総カロリー摂取量が減少して体重の減少につながるのです。 

②胃へのはたらき 

オゼンピックは、胃の働きを抑えることで胃の中の食べ物が小腸に移動する速度を遅らせます。

その結果、胃に食べ物が長時間残るようになり、いつもより少ない食事の量で満腹感が持続するようになります。空腹を感じにくくなるため、間食を防ぐことにも繋がります。   

効果2:糖の消費を促進する 

オゼンピックには、糖の消費を促進するはたらきがあります。 
先述のように、オゼンピックはGLP-1受容体作動薬の一種で、GLP-1ホルモンと同様の働きをします。GLP-1ホルモンは食後に血糖値が高くなると小腸から分泌されるホルモンで、すい臓からのインスリンの分泌を助けるはたらきがあります。 
わたしたちの体内ではもともとGLP-1ホルモンが分泌されていますが、オゼンピックの投与により、すい臓からのインスリンの分泌をさらに促進することができます。 

インスリンの量が増えると、血液中の糖の量が減り、血糖値が下がります。その結果、細胞単位で糖が消費されやすくなります。また、食欲の抑制にもつながります。 

効果3:内臓脂肪の蓄積を防ぐ

内臓脂肪が気になり、ダイエットを始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

オゼンピックは脂肪細胞に作用し、熱を産生しやすくして基礎代謝を上げることで、脂肪を分解しやすくなります。このはたらきにより、内臓脂肪の燃焼が期待できます。 

オゼンピックのダイエット効果に関するデータ 

オゼンピックがもつダイエット効果を解説してきましたが、他の薬と比べてどのくらい効果が違うのか、疑問に思う方も少なくないと思います。マンジャロやサクセンダなど、他の薬も検討している中でこの記事を読んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

GLP-1ダイエットの効果比較
やまおか内科クリニックより

上のグラフは、日本人を対象として行われたGLP-1受容体作動薬の効果を比較した臨床試験の結果を表しています。 

オゼンピックはマンジャロに次いで体重減少効果が高いという結果でした。 

マンジャロはGLP-1受容体とGIP受容体という2つの受容体に作用するお薬であるため、効果や副作用が強く出ると言われています。なお、安全性の理由もあり、当院ではBMI23未満の方にはマンジャロの処方を推奨しておりません。 

セマグルチド(オゼンピック)とリラグルチドのダイエット効果比較
Diabetes & Metabolism 2020; 46:100-109をもとに当クリニック作成

また、上のグラフはオゼンピックの有効成分であるセマグルチドと、サクセンダやビクトーザなど他のGLP-1受容体作動薬の有効成分として含まれているリラグルチドを比較した海外の臨床試験の結果です(元の体重の平均は約96kg)。 

セマグルチドの方が体重の減少効果が高く投与を続ければ続けるほど体重が減少する割合が高いことが読み取れます。 

以上のことから、オゼンピックはBMI23未満の方で、注射薬を希望する方にお勧めのお薬といえます。 

オゼンピックの副作用 

ここまで見てきたように、オゼンピックにはダイエット効果がありますが、副作用も存在します。

副作用1:消化器症状 

オゼンピックの副作用として代表的なものとして挙げられるのが消化器症状です。

症状は吐き気や下痢・便秘、食欲減退などがあります。 

市販の吐き気止めなどを使用してもかまいません。

当院では、副作用対策セットの処方も可能ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。 

副作用2:低血糖 

低血糖のときは、手足の震え、冷や汗、血の気が引くといった症状がみられます。

ただし、オゼンピックやリベルサスなどのGLP-1受容体作動薬は血糖値が高いときのみ作用することから、低血糖のリスクは低いと言われています。  

なお、インスリンなどの他の糖尿病のお薬を併用している場合は低血糖が起こりやすくなります。 

低血糖の症状がみられた場合は、飴やジュース、ブドウ糖などの糖質を摂取しましょう。 

副作用3:急性膵炎 

こちらも頻度は高くはありませんが、急性膵炎も副作用の一つに挙げられます。 

激しい腹痛、激しい背中の痛み、嘔吐などがみられた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。 

オゼンピックの副作用や対策についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ご興味のある方はご覧ください。

オゼンピックの副作用を医師が徹底解説!対策も併せて紹介|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

オゼンピックの副作用は、リベルサスなどの他のGLP-1受容体作動薬でみられる副作用と同じものとなります。 

他のGLP-1受容体作動薬の副作用についても知りたいという方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

GLP-1ダイエットの危険性とは?知っておくべきリスクと注意点 |六本木メディカルクリニックのオンライン診療

オゼンピックのダイエット効果はいつから出るのか 

オゼンピックの使用を検討している方の中には、少しでも早くダイエット効果を得たいと考えている方も多いのではないでしょうか。 

結論から申し上げますと、オゼンピックの投与を開始してすぐに体重の減少を感じられるわけではありません。投与を開始してから数週間で食欲の減少や満腹感の持続などを感じる方もいらっしゃいますが、体重減少の効果を得るためにはさらに時間がかかります。 

セマグルチド(オゼンピック)とリラグルチドのダイエット効果比較
Diabetes & Metabolism 2020; 46:100-109をもとに当クリニック作成

先ほどご紹介したこちらのグラフを参照すると、投与開始4週間で約1kg、8週間で約2kg、12週間で約3.5kgの体重減少となっています。 

体重減少効果をみるためには、少なくとも3カ月は利用を継続することをお勧めします。 

また、オゼンピックはあくまでダイエットをサポートするお薬です。オゼンピックには食欲を抑制する効果はありますが、高カロリー・高脂質・高糖質のものを沢山食べていてはオゼンピックのもつダイエット効果を最大限に発揮できない可能性があります。 

少しでも早くオゼンピックのもつダイエット効果を得るために、食生活の改善や適度な運動なども取り入れるのもオススメです。 

GLP-1ダイエットの効果をより早く実感するためのポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

GLP-1ダイエットの効果をより早く実感するためのポイント|六本木メディカルクリニックのオンライン診療

オゼンピックの使い方と注意点 

オゼンピックのもつダイエット効果を最大限に得るには、正しい使い方をすることが大切です。自分で注射をしたことがある方はあまり多くないでしょう。

ここでは、当院で使用しているノボノルディスクファーマ株式会社の「オゼンピック皮下注2mg」(注射針を自分で取り付けるタイプ)の使い方を解説します。 

使用方法 

【使用頻度について】 

  • 0.25mgを週1回、4週間使用します。 
  • 4〜8週間後、0.5mgの維持量を継続します。 
  • 同じ曜日に使用してください。 

【注射の使い方について】 

  • 新しいペンを使用する前に必ず空打ちをしてください。同じペンを2回目以降に使用する際には、空打ちは必要ありません。 
  • 必ず指定された用量にダイアルを合わせてください。 
  • お腹や太もも、上腕部の外側に注射してください。 

注意点 

  • 注射を忘れた場合 

 【次の投与日まで48時間以上の場合】 

  気づいた時点で1回分投与し、その後はあらかじめ決められた曜日に投与してください。 

 【次の投与予定日まで48時間未満の場合】 

  忘れた分は投与せず、次の投与予定日に1回分を投与してください。 

  • 自己判断で薬の量を増やして投与しないでください。副作用が強く出る可能性があります。 

   0.5mgを数ヶ月使用しても効果が不十分な場合、1.0mgへの増量を検討します。 

(参考 https://www.novonordisk.co.jp/content/dam/nncorp/jp/ja/products/how-to/injection/ozempic2mg/pdfs/Ozempic-2mg-guide-for-type2-diabetes.pdf

オゼンピックでダイエット効果を得よう

この記事では、オゼンピックのダイエット効果を解説しました。

「ダイエット薬」と言われるGLP-1受容体作動薬に分類されるお薬なだけあり、オゼンピックには様々な効果・使用のメリットがあるお薬だとお分かりいただけたと思います。副作用もあることを念頭に置いて、オゼンピックの服用を検討していただければと思います。  

六本木メディカルクリニックではオゼンピックの処方を行っています。当院では、薬の処方前にLINEでカウンセラーに相談することができるため、「マンジャロやリベルサスなど他のGLP-1ダイエット薬と迷っている・・・」という方も安心です。

当院はオンライン診療に対応しているので、遠方の方や、病院に行く時間がない方でも手軽にメディカルダイエットができます。また、お薬は定期配送なので、薬を切らす心配もありません。

当院のメディカルダイエットのページでは、具体的な価格やプラン、よくある質問についても記載しています。ご興味のある方は、ぜひ一度当院の公式LINEよりお気軽にご相談ください。

  • 最短即日お届け
  • 待ち時間ゼロ
LINEで診察 / カウンセリング
LINEで診察 / カウンセリング
オンライン診療で、
医療はもっと身近になる。